【雷鳥飯盒】水蒸気炊飯で作る炊き込みご飯+豚汁【初心者でも失敗しない】

失敗しにくく便利な水蒸気炊飯は 飯盒初心者にとてもオススメの調理法です!飯盒のサイズはメスティンよりも少し大きめ。
メスティンは使い慣れていないとたまに中身を焦がしてしまったりと火加減が難しいのに対し、水蒸気炊飯であれば本体ではなく「中蓋」で炊飯するため、その心配がありません。

水蒸気炊飯とは、水蒸気の熱で中蓋部分を温め調理する仕組みです。今回で言うと飯盒の下部分で豚汁、中蓋スペースで炊き込みご飯を作るので、ご飯に火が直接当たることなく炊飯でき、焦げる心配がないのです！
またここで嬉しいのが、今回のように同時調理が可能ということ。
一つの飯盒で二品一気に作れて時短にもなります。

また直接火が当たらないことにより、火力調整が難しい焚き火でも安心して調理することができます。

飯盒の「中蓋部分」にお米一合と水を160cc入れ30分つけます。
本来は米1合につき水200ccですが、サバ缶や料理酒などの水分の分減らしています。水加減は使う具材によって調整しましょう。

雷鳥飯盒の場合、内側の長丸の印まで水を注ぐとちょうど1合分の分量(200cc)となります。
また、お米は無洗米を使用したほうが洗う手間が省くことができます。

30分後、お米に料理酒・しょうゆ・しょうがチューブ・塩コショウを入れてよくかき混ぜます。

にんじん・しめじ・油揚げ・サバ缶など刻みネギ以外の具材をすべて入れます。
サバ缶はほぐしながら入れましょう。

豚汁の具は事前に水をよく切っておきましょう。

飯盒の「本体部分」に水を切った豚汁の具と豚肉を入れ、その後水200ccを注ぎます。

まず豚汁のある本体部分のみを火にかけます。

しばらく経って本体が沸騰してきたら、一旦焚き火から外します。

豚汁の上に、炊き込みご飯部分の中蓋と、一番上の外蓋をセットします。

再び焚き火台に吊るし、弱火で30分ほど加熱します。

途中、飯盒から水滴がたれて来ていることを確認できたら、中蓋まで水蒸気が届いている証拠です。

30分後、飯盒を火からおろし、そのまま10分程度蒸らします。

10分経過し蒸らし終わったら、外蓋中蓋を外します。

本体の豚汁にほんだし・液体味噌を入れよく混ぜます。

中蓋の炊き込みご飯の仕上げに刻みネギをかけます。

サバ缶の炊き込みご飯と豚汁、完成です!