ゴーヤを育ててみよう
※栽培する地域や天候の状況により入荷時期・植え付け時期は多少前後します。
ゴーヤを育ててみよう!
◆ 初心者にオススメの春植え野菜
ゴーヤは昔はニガウリと呼ばれ、その名の通りちょっと苦い味わいが堪らない、という人もいればちょっと苦手、という人もいるクセのある野菜です。実はとっても丈夫な野菜で、春植野菜は数多くありますがその中でもミニトマトと並んで初心者にオススメできる栽培が簡単な野菜でもあります。
◆ ゴーヤあれこれ
ニガウリ、ツルレイシとも言われます。沖縄や九州の南部でさかんに育てられている野菜、ということは皆さん御存知の通りです。1990年代以降に急速に「ゴーヤ」の名とともに普及し、いまでは普通にスーパーに並んでいる野菜の一つとまで成長しました。「ゴーヤ」として広まってしまいましたが、沖縄の人に言わせると正しくは「ゴーヤー」だそう。熱帯原産ですが、もちろん沖縄でなくとも栽培はできます。また、近年は省エネがブームとなっており、「緑のカーテン」で使われる植物としても大人気です。
◆ ゴーヤの特徴
ウリ科「ツルレイシ属」で、キュウリの仲間です。
栄養的にはトマトと比較してビタミンC含有量が約5倍、しかも加熱に弱いビタミンCがゴーヤの場合は壊れにくい(デンプンと結合しているため)、という優れた特徴を持っています。また、苦味の成分「モモルディシン」は食欲促進効果を持ち、夏バテ防止の野菜としても最適です。
もっと詳しくゴーヤの歴史や色んなカタチの品種を知りたい方はコチラ!
栽培スケジュール
ゴーヤは基本的に春植えの夏収穫になります。暑さに非常に強いことが特徴です。また、病気にも強く比較的育てやすいため、慣れた方は接ぎ木苗にこだわらずとも実生苗や種から育てても良いでしょう。
プランターの場合
ゴーヤは緑のカーテンで使われるように、プランター栽培にも向いている野菜です。プランターで栽培する場合は以下の点に注意しましょう。
1.大きめのプランターを用意する(深さ60cm、横幅60~90cm)
2.根を深くはるので最大2株で
3.種だと余るので苗がオススメ
他にもウリ科なので連作は厳禁などポイントはありますが、ミニトマトなど他の野菜と一緒にぜひ育ててみましょう。