【チャレンジDIY】長ネジ スリムラックを作ろう【見せる収納】
【チャレンジDIY】長ネジ スリムラックを作ろう【見せる収納】
小物などを置いておくだけでスッキリオシャレに見える万能収納、「スリムラック」の作り方を解説します。
また、カタログをpdfでダウンロード出来るので、プリントアウトして作りながら手元で見たい方にもピッタリ!
完成サイズ : 約高さ450×幅300×奥行150mm
このページの内容
●必要な材料
・切り出し寸法
・切り出した木材の使用箇所
●使用する工具
●長ネジ スリムラックの作り方
●パンフレットダウンロード
必要な材料
- コンパネ(12mm厚合板代用可)…1枚
- 長ネジM6×1000mm…2本
- M6ナット…20個
◆ 切り出し寸法
コンパネは以下のサイズにカットしておきましょう。
「当て板」は棚板に穴を開ける時の「支え」として使うだけなので、綺麗に切れてなくてもOKです。
※【コンパネの切り出し寸法について】
今回棚板ではコンパネを使用しておりますが、12mm厚の板であれば同じものが作れます。
ホームセンターバローのカット合板コーナーで販売中の「900×900サイズの合板」であれば、端材をあまり出さず切り出すことが可能です。
※紙やすりは塗装前に表面を整える場合は「#400」程度のものを、角を削るなど木材を加工した面を整える際は「#240」くらいを準備しましょう。
※端材…不要な木材です。
ホームセンターバローでは「木材カット」などサービスがございますのでご利用ください。
長ネジは、以下のサイズにカットしておきましょう。
ホームセンターバローでは「長ネジカット」のサービスも承っております。料金につきましては、お住まいの地域のお店へお問い合わせをお願いいたします。
長ネジカットには、以下のようなボルトカッターがあると便利!
◆ 切り出した木材の使用箇所
- 棚板部…コンパネを300×150mmにカットした板を3本
- 柱部…長ネジM6×1,000mmを450mmにカットしたネジを4本
- 当て板…コンパネを300×150mmにカットした板を1本
使用する道具
- ドリルドライバー
- スパナ10mm
- 木工用ドリル6mm
- クランプ
ホームセンターバローでは「レンタル工具」などサービスがございますのでご利用ください。
穴を開けることが出来て、ネジも締める事ができるドライバドリルが1台あると便利!
長ネジ スリムラックの作り方
組み立ては基本「ドリルドライバー」を使用し、長ネジは「木工用ドリルの6mm」を使用し穴を開け、固定しています。
◆ 棚板(3枚)を作る
300×150mmの板1枚の全ての角(4箇所)に、12×12mmの位置に印を打ちます。
印をつけるのは3枚中1枚でOKです。
長ネジを通るための穴を4箇所あけます。
一気に全ての板に穴を開けるため、棚板3枚と当て板を重ね、クランプで固定します。
重ねる順番は、上から「印をつけた板」→「残り2枚の棚板」→「当て板」の順です。
◆POINT-当て板の使用-◆
当て板無しで穴を開けると、穴をあけたい板の裏面が割れてしまう恐れがあります。
端材などを当て板として利用し、穴あけの際はあけたい板の裏面に当てておくときれいな穴に仕上がります。
ドリルドライバーを使い、印の中心めがけて穴をあけます。4枚貫通させましょう。
印をつけた4箇所全て開けます。
当て板を除く3枚に、しっかり穴が開いているかを確認しましょう。
◆ 長ネジの取り付け
穴を開けた棚板に長ネジを通していきます。
まず450mmの長ネジ4本に、M6ナットを1個ずつ取り付けておきます。
まず一番下から組み立てていきます。
棚板にネジを通し、最初に取り付けておいたナットが底にくるようにし、締め込みます。
固く締めこむときはスパナを使用します。
上に突き出ている長ネジと棚板に、追加でナットをつけて挟み込み、固定します。
真ん中の棚板を取り付けたい場所にナットを取り付け、その上から棚板をセットします。
メジャーで四隅の高さを図りながら高さ調整をしましょう。
◆ワンポイント◆
棚板の高さは自由に調整可能です。置きたいものに合わせてナットを調整してください。
段数や棚の大きさも、お部屋や置きたいものに合わせてサイズの変更もできます。
棚板の大きさが大きくなる場合は、さらに太めの長ネジを使用することをお勧めします。
最後に、天板となる棚板を取り付けます。
まずは長ネジ4本にナットを取り付けます。
棚板を乗せます。
その上にナットを取り付け、スパナでしっかり固定します。
バリやささくれなどでけがをしないように、紙やすりで気になる部分を整えたら完成です。お疲れ様でした!
以上、「長ネジ スリムラックの作り方」でした。