ナスを育ててみよう
※栽培する地域や天候の状況により入荷時期・植え付け時期は多少前後します。
ナスを育ててみよう!
◆ 長〜い期間、楽しめます。
油料理ととても相性が良いナスは、ミニトマト・キュウリと並んで家庭菜園で大人気の野菜の一つです。難易度的には初〜中級者向けと比較的手を出しやすい部類ですが、最大の特徴は収穫期間が3〜4ヶ月ととても長く、長い期間少しづつ楽しめるという点が人気の秘密でまさに家庭菜園向け。選べる品種も多く、通常スーパーで手に入らないレアな品種も育てることが出来るという楽しみもあります。
◆ ナスの特徴
ナス科ナス属の一年草(地域によっては多年草扱いだそうですが…)で、インド原産説が有力だそうです。そのせいか、暑さに強く寒さに弱い、という性質を持っています。日本にも古くから伝わっており、和の料理には欠かせない存在となっています。品種も多く、色や形・大きさも様々で地域品種もかなりの数に上ります。品種ごとに得意とする料理が異なるので、そこをベースに育てる品種を決めるのも良いでしょう。
◆ ナスの栄養素
ナスは全体の約93%が水分と糖分で、栄養価には期待できませんが、その割には繊維質は多め。特筆すべきは皮に含まれる「ナスニン」という成分で、活性酸素を抑制する効果があり、ガンの抑制効果に期待が出来るそうです。なので、ナスを調理する際は皮ごと調理するようにしましょう。
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栽培スケジュール
ナスは高温性作物なので春植えの夏〜秋収穫になります。初めの収穫から最後の収穫までの期間が非常に長いことが最大の特徴です。また、ナス科全般に言えることですが、連作に非常に弱く病気にかかりやすいので「接ぎ木苗」を使用することが一般的です。
プランターで失敗しないコツ
ナスは家庭菜園で人気の野菜の一つで、プランターでもさかんに栽培されています。プランターで栽培する場合は以下の点がポイントです。
1.大きめのプランターを用意する(深さ60cm、横幅60~90cmで2株)
2.種からより接ぎ木苗使用が安心
3.土は野菜専用培養土を使用
また、長い期間収穫できることでたくさんの栄養を必要とします。追肥のタイミングをしっかり把握しておきましょう。