【チャレンジDIY】引き出し収納ボックス【重ねて使える】
【チャレンジDIY】引き出し収納ボックス【重ねて使える】
一個ずつでも、重ねてもどちらでも使える「引き出し収納ボックス」の作り方を解説します。
また、カタログをpdfでダウンロード出来るので、プリントアウトして作りながら手元で見たい方にもピッタリ!
「ティッシュケース」と組み合わせて使うことも可能です!
一個あたりの完成サイズ :
高さ約104×幅約260×奥行き約144mm
このページの内容
●必要な材料
・切り出し寸法
・切り出した木材の使用箇所
●使用する工具
●引き出し収納ボックスの作り方
●もうひと工夫で
●パンフレットダウンロード
1個あたりの必要な材料
- 針葉樹合板 910×1820×12mm…1本
- 木製取手 TW-8 パイン…1個
- スリムねじ 3.3×30mm…28本
- セミパッチン(パッチン錠)…2個〜 ※連結させる場合のみ
ボックスを連結させる場合、1個のボックス追加ごとに2個のパッチン錠が必要です。
◆ 切り出し寸法
針葉樹合板は以下のサイズにカットしておきましょう。
※紙やすりは塗装前に表面を整える場合は「#400」程度のものを、角を削るなど木材を加工した面を整える際は「#240」くらいを準備しましょう。
※端材…不要な木材です。
ホームセンターバローでは「木材カット」などサービスがございますのでご利用ください。
◆ 切り出した木材の使用箇所
収納箱(外側)
- 底面・上面部…260×144mmにカットした板を2本
- 背面部…260×80mmにカットした板を1本
- 側面部…132×80mmにカットした板を2本
引き出し(中側)
- 底面…234×108mmにカットした板を1本
- 前面・背面部…234×78mmにカットした板を2本
- 側面部…108×66mmにカットした板を2本
使用する道具
- 電動ドライバー
- 定規
- 木工用ドリル2.5mm・4.0mm
- 精密ドライバー(ボックスを連結する場合のみ必要)
ホームセンターバローでは「レンタル工具」などサービスがございますのでご利用ください。
穴を開けることが出来て、ネジも締める事ができるドライバドリルが1台あると便利!
引き出し収納ボックスの作り方
◆ 収納箱(外側)の作り方
外側部分を作ります。(画像の赤い部分)
底面部260×144mmの板に背面部260×80mmの板を乗せ 、底面の裏から3箇所した穴を開け、ビス止めします。(赤丸部分)
(スリムビス3本使用)
側面部132×80mmの板を取り付けます。
背面から両側面2箇所ずつ、底面から2箇所にした穴をあけビス止めします。(赤丸部分の外側から打ち込む)
(スリムビス6本使用)
上面部260×144mmの板を上に乗せます。
写真の赤丸の位置で下穴をあけて、ビス止めをしたら、収納箱は完成です。
(スリムビス5本使用)
◆ 引き出し(中側)の作り方
引き出し部分を作ります。(画像の赤い部分)
取手を取り付けます。
取り付け場所を決めるために、板の中心を調べます。
前面部234×78mmの板1枚に、横117mm・縦39mmで2回線を引きます。
今回使用する取手「TW-8」は、取り付け穴間が64mmあります。
そこで、縦の中心線より左右とも32mmの位置に印をつけます。
印の中心に4mmの穴をあけます。(使用する取手によって穴径が異なります)
その後、穴にネジを通して取手を取り付けます。
底板と前面・背面の板を取り付けます。
234×108mmの底板の前後に前面(取手が付いた方)・背面の板を置き、3箇所ずつビス止めします。
(スリムビス3本×2箇所使用)
最後に108×66mmの側面板を両サイドに取り付けます。
写真の赤丸の位置に下穴をあけ、ビス止めをします。背面部も同じようにビス止めします。(スリムビス4本×2箇所使用)
◆ 連結の仕方
セミパッチンを使えば、複数の収納箱を重ねて使うことが可能です。
取り付けには精密ドライバーを使用します。
まずは下の収納箱にパッチン錠を取り付ます。
その後に下から上に金具をひっかけ、上の収納箱に取り付けるパッチン錠の位置を決めます。
同様に反対側にも取り付けたら完成です!
収納箱だけでなく、ティッシュケースも連結して使うことが可能です!
もうひと手間で
今回は、両方の収納箱をバーナーであぶり、それぞれのボックスにワックスを塗りました!
・左の収納箱(外側)…「アンティークワックス」の「チーク」
・引き出し(中側)…「オールドワックス」の「ウォルナット(左)」「グレー(右)」
以上、「引き出し収納ボックスの作り方」でした。