白ねぎ栽培の手引き

※栽培する地域や天候の状況により入荷時期・植え付け時期は多少前後します。

白ねぎ(長ねぎ)栽培の手引き

1. 種まきと育苗

ネギは生育の揃いが苗質に大きく影響するため、温度の管理(高温、低温)、水やりの管理(過湿、過乾燥)に注意します。セルトレイの育苗では、草丈20~25㎝のころハサミなどで15㎝程度の高さに切り揃え、再び20㎝に伸びたころ再度刈り込む(剪葉作業)と、太くてがっちりとした苗に仕上がります。

2.生育スケジュール

土寄せは約1ヵ月おきに行い、葉の分岐している部分(首元)より上に土をかけないよう注意しましょう。また一度に多量の土寄せは葉を痛めたり根を切ってしまうので行わないようにしましょう。

※クリックで拡大

3. 土寄せ

施肥量

元肥として白ねぎは、10㎡当たり成分で、チッソ、リン酸、カリそれぞれ100〜150gを目安に施用します。青ねぎの元肥は、10㎡当たり成分でチッソ120〜150g、リン酸150〜200g、カリ120〜150gを目安に施用します。

4. 収穫

ねぎの分けつ

分けつは茎盤に発生するえき芽が発達したもので、根元から株が増えていきます。青ねぎは分けつしやすい性質をもち、白ねぎ(1本ネギ)はほとんど分けつしません。本葉6〜10枚のころに受けるストレス(乾燥、多肥、高温など)や収穫遅れにより助長されます。

情報提供元:タキイ種苗

目次