べにはるか VS シルクスイート
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話題の品種「べにはるか」と「シルクスイート」! どっちがおいしい!? 両品種の特徴を徹底比較!
ニューカマー直接対決!!
はるかに甘い「べにはるか」・絹のような食感「シルクスイート」
「安納芋」ブームに続けとばかりにサツマイモは続々と新品種が開発されています。その中でもここ数年間に登場した「べにはるか」と「シルクスイート」は安納芋とはまた違った味わいで人気を獲得、次にブレイクするのはどっち?と期待されるほど注目を浴びています。そんな「べにはるか」と「シルクスイート」の違いを比較しながら詳しく紹介していきます。あなたならどっちを育てる?
はるかに甘い「紅はるか」
(登録新種名:べにはるか)
2010年に品種登録されたばかりのまだ新しいさつまいも。その名の通り甘さは安納芋と同等、いやそれ以上かもと思ってしまうほど「はるか」に甘く、ここまできたらもはや芋ではなくスイーツではないか、と思ってしまうほどのお味。
焼き芋での安納芋との比較は甘さはほぼ同等、食感は安納芋のねっとり感に比べこちらは「しっとり」としており、従来のさつまいものホクホク感をしっかり残しているところがポイント。また、「しっとり」ゆえの後味の良さも紅はるかの特徴です。
安納芋が登場した時は常識が覆されるような食感・甘さに驚かされましたが、こちらは従来のサツマイモ感を残しつつも安納芋の甘さも取り入れた、良いとこ取りと言える品種でしょう。安納芋も良いけどたまに普通の焼き芋も食べてみたいな、という方にはピッタリなサツマイモです。
この絶対的スイーツ感、是非味わってみて下さい。
絹のような舌触り「シルクスイート」
(登録新種名:HE306)
群馬県のカネコ種苗で開発されたサツマイモ。産地は茨城・福島のものがほとんどでしたが、今では九州でも作られており、生産は広がってきています。
こちらも名前の通り「シルクのような食感」が最大の特徴で、「するっ」と入ってきて「ふわっ」と浮くような食感が今までに無い新感覚なさつまいもです。
そのなめらかな「上品な」舌触りから女性を中心に人気が急上昇中でスーパーでも少しづつ見かけるようになってきました。甘さも通常のサツマイモと比べてしっかり甘いので、安納芋はおいしいけれど味が濃くて少し飽きてきた、という方にピッタリです。
この感動的な食感、ぜひ味わってみませんか。
2大さつまいも対決!!
「紅はるか」「シルクスイート」を甘さやなめらかさなどの側面から比較を表にまとめてみました。(参考までに安納芋も。)品種選びの参考にして下さい。
まとめ
このように色々対決させてみましたが、甲乙つけることなんて出来ません!
どちらも注目品種だけあって特徴が際立っており、また味の方向性は違えども大変美味しく、自信を持ってオススメ出来ます。
また、両者共通点の調理法として
180℃のオーブンで1時間焼く →絶品の焼き芋に!
また、冷凍保存しても…→美味しさそのまま!
ぜひ、ご家庭で育てて、お試しください。